腹筋をしても「ポッコリお腹」が凹まないワケ

こんんちは。

半田・阿久比の「腰痛、妊活、骨盤矯正専門」整体院ボディ&スマイル代表の日比です。

お腹のお肉がポッコリしてきてあわてて腹筋をしているあなた。

ちょっと待ってください。腹筋をしても残念ながら「ポッコリお腹」は凹まないのです。

288e5735b38ea9f2453963db15e13b06_s

なぜかと言いますと、運動不足や老化によって、骨盤を支える腹筋や背筋などが弱まると、骨盤はゆがんでしまいます。そして、もうひとつ最近注目されているのが大腰筋という体の深部にある筋肉です。

これは、腰椎の外側から骨盤を通り、大腿骨上部につながる筋肉で、上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉でもあります。

「ポッコリお腹」やお尻が垂れるといった体型の崩れは、この筋肉の衰えが大きく関係していることが分かってきました。大腰筋が衰えると骨盤が後ろに傾いてくるので、上半身はバランスをとろうとして猫背になり、内蔵も下垂しやすく下腹がでてきてしまいます。

この大腰筋は正しい姿勢で歩くために働いて、太ももを前に引き上げるときに使われます。一方、足を後ろに蹴り上げるときに使われるのが大臀筋(お尻の筋肉)で、歩くときはこの2つがセットになって機能しています。

大腰筋の衰えは大臀筋の衰えにもつながって、その結果、お尻も垂れ下がり猫背になってしまうのです。

お腹の贅肉が気になるからといって、腹筋だけではお腹は凹まないことがお分かりいただけたでしょうか。

「ポッコリお腹」の解消には、腹筋だけでなく大腰筋や大臀筋といった骨盤周りの弛んでしまった筋肉をしっかりトレーニングすることがポイントです。(反り腰や猫背の姿勢矯正にはヨガや整体などが必要になります。)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)