体の時差ぼけを解消する簡単なコツ
前回の自律神経の話題のつづきになりますが、
今回は、春になると眠くてだるい。だけど夜になると眠れないような状態の解消法をかんがえてみます。
私たちの体には睡眠や体温などのリズムを整える「体内時計」があります。これは休息と活動を繰り返す生体リズムを司る生体時計とも言われ、血圧・体温・ホルモン分泌などに深く関わっています。
しかし、日照時間が長くなっても体内時計が冬の時間のまま切り替わらないと、眠気やだるさ熟睡できないなどの時差ぼけ状態になってしまいます。
この体内時計の狂いを調節する一番の方法は、朝、太陽の光を浴びることです。目に光を受けると休息から活動のモードに切り替わるホルモンが分泌されるからです。これは曇り空でも効果がありますので、朝の散歩やジョギングは理に適っていますね。
ただし、運動前(寝起き)の水分摂取はお忘れないように。
起床時の体はかるい脱水状態にあるので、厚生労働省も勧める「目覚めの一杯」を飲みましょう。