大人気ヨガでけが急増という報道の裏側
先日のテレビニュースで
ヨガでけがをする人が増えているので
講師の指導を始めました、という話題がありました。
経験の浅い講師だからけがをする人が増える、
というのは本当はどうなのでしょう?
自分が指導を始めたころに経験が浅いから
けが人が多かったなんてことはありません。
経験を積んでより気を配ることはできますが、
アシュタンガヨガやアイアンガーヨガのような
型にはめるヨガでなければ、そんなにけがもないでしょう。
やりすぎ、無理、オーバーストレッチが原因で、
ヨガの精神とま逆の比較、競争の世界です。
個人的に気をつけてほしいと思うのは、もともと体が柔らかくて
苦労せずにいろいろと出来てしまう講師のクラス。
何故かというと、けがをしやすいポイントが分からないから。
自分みたいに体が硬くて苦労して練習をしていると
無理をしたらけがをすることを身をもって経験しているので
軽減法を提案して自分にあったものを選択してもらいます。
今の時代の指導者資格はRYT200がほとんどですが、
カリキュラムで解剖学を学ぶし、けが予防もやっているはずです。
ヨガ人口が増えて40代から50代の女性がもっと元気に
なれば素敵なので、けが予防も広まってほしいと思います。